東京の選りすぐりアートハウスシネマ5選

東京には、一般の大型映画館とは一線を画す、魅力的なアートハウスシネマが数多く存在します。

これらのシネマは200席未満の規模で、実験的な作品やあまり知られていない外国映画を上映しており、各シネマが独自のセレクションを行っています。

ここでは、サブカルチャー愛好者に特におすすめの東京都内のアートハウスシネマを5つご紹介します。

【1】アートハウス初心者に最適!「新文芸坐」

新文芸坐

場所: 東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F 
行き方:「池袋駅」東口徒歩3分
<特徴>
初心者に優しい選定された2本立ての映画プログラム。
自動販売機によるチケットシステムで、手軽に利用可能。
館内のフランス映画ポスターがスタイリッシュな雰囲気を演出。

池袋駅のすぐ近くに位置する「新文芸坐」は、アートハウス初心者にぴったりのシネマです。

アクセスが非常に便利なだけでなく、2本立てのプログラムでゆっくりと映画を楽しむことができます。また、館内に展示されているフランス映画のポスターがとてもスタイリッシュで、目を引きます。

このシネマでは、映画のチケットを自動販売機で購入することができ、大手の映画館と同様のシステムを採用しています。多くのアートハウスシネマでは窓口での購入が一般的ですが、このシステムなら初めてでも気軽にチケットが手に入ります。

ゆっくりと映画を堪能したい方には最適です。

【2】話題作「カメラを止めるな!」の発信地「K’s cinema(ケイズシネマ)」

K’s cinema(ケイズシネマ)

場所: 東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F
電話:03-3352-2471
<特徴>
2004年開館の比較的新しいシネマ。
無名監督の作品を中心に上映。
「カメ止め本店」との愛称で親しまれている。

新宿は大手映画館とアートハウスシネマの激戦区です。

「K’s cinema(ケイズシネマ)」は2004年に開館した比較的新しいシネマで、無名の監督による作品を中心に、内容の濃い映画を多く上映しています。

このシネマが「カメラを止めるな!」を最初に上映したことは、その名声に繋がっています。

そのことから、このシネマは、「カメ止め本店」とも呼ばれるようになりました。

映画愛好者には見逃せない体験がここにはあります。

ここでしか味わえない映画体験をお探しなら、ぜひ「K’s cinema(ケイズシネマ)」を訪れてみてください。

【3】サブカルの聖地「下北沢トリウッド」

下北沢トリウッド

公式サイト:https://tollywood.jp/
場所:東京都世田谷区代沢5-32-5シェルボ下北沢 20B
電話:03-3414-0433
<特徴>
映画制作の「トリウッド」と名付けられた、創造的なスペース。
45席のみの親密な雰囲気。
ファッション雑誌や映画撮影にも利用されることが多い。

サブカルチャーの聖地として知られる下北沢にある「下北沢トリウッド」は、その名が示す通り、東京で制作される映画を指す「トリウッド」と名付けられました。

この劇場は、ファッション雑誌や映画の撮影にも使われることが多く、魅力的なスポットとしても知られています。

ビビットイエローの座席が特徴的で、わずか45席の小さな空間ですが、落ち着いた特別な時間を提供します。

ここでは新進の映画監督の作品が数多く上映され、新海誠監督もその一人です。新海監督は「下北沢トリウッド」での舞台挨拶での拍手が今も彼の原動力となっています。

次世代の有名映画監督をいち早く発見するチャンスをお見逃しなく!

【4】ヨーロッパ映画の宝庫「ユーロスペース」

ユーロスペース
公式サイト:http://www.eurospace.co.jp/
場所:渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F(ユーロライブ)/3F(ユーロスペース)/4F(事務所)
アクセス:渋谷駅下車、Bunkamura前交差点左折
TEL:03-3461-0211

<特徴>
ヨーロッパ映画を中心にニッチな国際作品を上映。
1980年代に開館し、現代的な設備に改装。
ロビーの映画関連アイテムが映画愛好者にはたまらない。

ハリウッド作品に飽きたら、「ユーロスペース」でヨーロッパ映画をチェックしてみましょう。

国際映画祭で話題になるヨーロッパ映画を中心に、大きな映画館では見ることのできないニッチな海外映画を上映しています。

この劇場は1980年代に開館し、一度改装されてからは非常に清潔でシンプルな造りとなっています。

ロビーに並ぶフィルム缶や映画ポスターを見るだけで、映画愛好者ならワクワクすること間違いなしです。

また、「ユーロスペース」は渋谷にあり、アクセスも非常に便利です。ショッピングの帰りにぜひ立ち寄ってみてください。

【5】ドキュメンタリー映画の聖地「ポレポレ東中野」

ポレポレ東中野

公式サイト:https://pole2.co.jp/
場所:東京都中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル地下
電話:03-3371-0088
<特徴>

ドキュメンタリー作品に特化した映画選びで知られる。
地下の劇場空間が独特の雰囲気を醸し出す。
1階のカフェ「ポレポレ坐」で映画半券提示でカレーが100円引き。

「ポレポレ東中野」はJR新宿駅から2つ離れた東中野駅の近くに位置しています。

この劇場の特徴は、センスの良い映画選びです。ドキュメンタリー映画の聖地として知られ、映画通の間で高い評価を得ています。

劇場は地下にあり、地下への階段には映画ポスターがずらりと並んでいるので、一歩一歩映画の世界へと誘います。

また、劇場の1階には「ポレポレ坐」というカフェが併設されており、映画の半券を持参するとカフェ利用が100円引きになるお得なサービスもあります。

カフェの名物はスパイスが効いた本格カレーです。映画鑑賞の前後にぜひ楽しんでみてください。

まとめ:東京の選りすぐりアートハウスシネマ5選

これらのアートハウスシネマは、一般的な映画館とは一線を画し、独自の魅力と個性を持っています。

映画を新たな視点で楽しむなら、これらのシネマが提供するユニークな体験は必見です。東京に訪れた際は、ぜひこれらのシネマで特別な時間をお楽しみください。

この記事のポイントをまとめました。

  • 東京には魅力的なアートハウスシネマが数多く存在する
  • これらのシネマは200席未満の小規模な劇場である
  • 実験的な作品やあまり知られていない外国映画を上映する
  • 各シネマが独自のセレクションを行っている
  • サブカルチャー愛好者に特におすすめのシネマを5つ紹介する
  • 「新文芸座」はアートハウス初心者に最適である
  • 池袋駅近くに位置し、アクセスが非常に便利である
  • 自動販売機によるチケットシステムを採用している
  • 「K’s cinema(ケイズシネマ)」は新宿にあり、無名監督の作品を中心に上映する
  • 「下北沢トリウッド」はサブカルの聖地、下北沢に位置する
  • 映画制作の「トリウッド」と名付けられた創造的なスペースである
  • 「ユーロスペース」はヨーロッパ映画を中心にニッチな国際作品を上映する
  • 渋谷に位置し、アクセスが非常に便利である
  • 「ポレポレ東中野」はドキュメンタリー作品に特化した映画選びで知られる
  • 1階には「ポレポレ坐」というカフェが併設されており、映画の半券提示でカレーが100円引きになる